脱臼というのは? その3

その2で脱臼が起こる原因と症状について記載致しました。

ここではもう少し詳しく脱臼を起こしやすい状態について書いてみたいと思います。
人の身体の中で大きな関節の中で最も動きが、大きいのが肩関節です。それなのに、反面、構造は安定性に乏しい状態となっています。

スポーツ中に起こしてしまう関節の脱臼は、肩関節に多く起こります。自然と元の場所に戻ってしまったりすることもあるので、軽く考えてしまう人が、多いですが、最初の時点できちんと治療しておくことが後の再脱臼を繰り返す(反復性脱臼)確率を減らすことができます。脱臼を繰り返していると、日常の普通の動作で簡単に脱臼してしまうようになるので、日常生活にも支障をきたすことになります。

脱臼を起こすきっかけについて

身体の横に腕を上げた状態から、後方に強い力で持っていかれた時に起こるのが一番典型的な肩関節脱臼の起こり方です。ラグビーなどでタックルをする時には、このような現象が起こります。
また、スキーやスノボーでは、後方に転倒した時、それを支えるために手を後方に着いた場合や、真横に倒れたような時に起こります。
このようにスポーツをしていてタックルをしたり、転倒したことがきっかけとなって脱臼をしてしまうことが多いです。

「脱臼」とは、完全に上腕骨の付け根がはずれた場合をいいます。
「亜脱臼」とは、上腕骨のはずれ方が不完全で関節の接触が残っている場合の事をさします。
以前にも書きましたが大部分は前方に上腕骨ははずれますが、後方に脱臼が生じることもまれにあります。

亜脱臼や脱臼は怪我によることが、多いですが、それとは別に生まれつき関節が緩い為に亜脱臼を起こす人もいるそうです。これは、女性が圧倒的に多いという特徴があるそうです。
肩関節が生まれつき緩い人が、スポーツなどで肩を大きく動かすと、簡単に亜脱臼や脱臼を起こしてしまう事があるそうです。

ちなみに2回目に担当して頂いている理学療法士さんですが、あまりにも自分の肩の動きが悪い事を不審に思ったようで、ちょっと、身体が硬いというレベルの動きの悪さではないのでは?と言われました。
そういえば、子供のころ、一時肩が上がらなくなり病院を受診しましたが、なんともない、ということでそのまま放っておいたのですが、思えばその頃から左肩に比べて、かなり右肩が後ろ側に動かない状態になっていたことを思い出しました。
その事を告げると、やっと納得されたようで、多分、その時に異常があったはずですが、見落とされたのでしょうね、とのことです。今から、少しでも可動範囲が広がるように 指導をお願いしました。何分、昔のことなので、今から普通の状態にはもどらないでしょうが、少しでも動く範囲が増えれば便利かな?と思っています。

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