亜脱臼

完全脱臼は、関節が完全に外れた状態で、事故やスポーツ等によりかなり大きな外力が加わった時に起こることがあります。
しかし、肩甲骨と上腕骨との関節がきちんとかみ合わずに少しのずれが生じている状態を肩関節の亜脱臼といい、ほんのわずかなずれなので、大きな力が加わらなくてもなってしまうことがあります。

肩関節というのは、もともと不安定な関節ですので、無理に大きく腕を動かしたり、重いものを持ったりした時に、本人自身が気が付かないうちにずれが生じてしまうことがあるそうです。

完全脱臼ですと、腕が動かず、激痛が走りますので本人もはっきりと自覚するのですが、亜脱臼の場合は、そのまま元に戻ってしまったり、少しずれただけなので、なんだか、違和感がある、というレベルの場合もあるそうです。
それでも元に戻っていない場合、いつかそのうちに治るだろう、と放っておくと、だんだんと痛みが強くなってくるようです。
原因はなんだかよくわからないが、痛いのであまり動かさないようにしてしまう。そうなると、肩関節が硬くなってくる。これは、関節拘縮というそうです。

関節拘縮が始まると、関節の動かせる範囲がだんだんと制限され、痛みとともに、動かない状態になっていってしまいます。
年配の方になりますと、五十肩だろうと、思ってそのまま、放置したりしないように痛みが続く場合は、早期に受診した方が良いそうです。

亜脱臼したままの場合、放っておいてもなかなか改善しませんので、たかが、亜脱臼と思わずにきちんと治療を行う必要があるそうです。

亜脱臼においても、関節がずれていますので、関節を整える手技療法を行い、通常の脱臼と同じように関節運動療法や場合によっては、筋肉トレーニングやテーピングが必要な場合もあるそうです。
簡単に考えずに、適切な治療を行うようにしましょう。

2018年7月
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